今年の4月からNHKのラジオ中国語講座を割合熱心に聞いています。ところが中国語はご存じのように子音がどれもこれもよく似ていて、例えばzi, ci とまったく別の発音記号(ピンイン)が ふられている音も私にはどらも「ツー」としか聞こえません。
ふつうは「耳が悪いせい」にしてあきらめるところですが、「ちょっと待てよ、ラジオが悪いんじゃないか?」と思い、ついにMP3レコーダーを購入しました(商品名はTalkMasterⅡ)。
iPod風の胸ポケットにすっぽり収まるトークマスターⅡはラジオ講座の放送スケジュールにあわせ、多彩な曜日パターンで録音設定できるようになっていて一週間分の講座が知らないうちにちゃんと記録されます。
10月はラジオ講座の新学期、今度こそ無気音(zi)と有気音(ci)の違いを聞き分けるぞ、という意気込みも手伝ってか、録音済みの中国語講座をイヤホンで聞いてみたら、いままでスピーカーで聞いていたときには区別できなかった発音が何となく違う音に聞こえるようになりました。
今年も昨年同様12月に上海に行く予定ですが少しは通じるようになっているんじゃないかと期待しているところです。
ちなみにNHKの外国語講座はいつごろ始まったのかよく知りませんが、1960年代私が大学生だったころにはすでにありました。学生時代、下宿でNHKのフランス語講座を熱心に聞いていたものです。
本当に外国語をマスターしようと思えば”駅前留学”などよりNHKのラジオ講座の方がよほど近道であろうと思うのは今も昔も変わりありません。
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