週末外国人観光客が激減した大阪にきました。ビジネスホテルの眺望のない部屋の窓から激しい雨の音が聞こえてきます。何だかいい感じ!昔見たフランス映画のワンシーンを思い出します。たしかアラン・ドロン主演の「サムライ」。殺し屋稼業の一匹狼のアラン・ドロンがねぐらにしている安アパートに帰ってくる。外は雨、トレンチコートがカッコいいのです。ドアを開けて部屋に入ると飼っているカナリアがかごの中で落ち着かない。とっさに異変を感じピストルを取り出します。別の殺し屋が留守中に忍びこんでアラン・ドロンが帰ってくるのを待っていたのです。間髪入れず侵入者を始末し、殺し屋は追っての刑事たちをパリの複雑な地下鉄網を乗り継いで撒いて、次の殺しのターゲット依頼を受けている女性ピアニストが働くラウンジに近づく、、、ピアノを弾いている女は殺し屋の接近にたじろぐ。実は殺し屋はこの女に好意を寄せていたのだ。殺し屋は100発100中のピストルの狙いを定める。銃声がラウンジに響き渡る・・・
そのアラン・ドロンもいまや82歳のおじいさんになってしまいました。先日BSで特集をやってたのを録画しました。60年代は面白い映画であふれていましたね。
もう一度、プーシキン美術館展、プラド美術館展をつかの間の静けさを取り戻した大阪・神戸で見て帰ります。
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