2019年9月28日土曜日

タマネギ種まき

9月27日にタマネギの種まきをした。12x24のセルトレイ、その他のトレイに一粒ずつ種を落としていくのだが、種は1ミリほどで真っ黒、用土も真っ黒。作業をしていて、すぐにどこまでまいたか識別できなくなる。つまようじを目印に。
蒔いた種の総数は約600粒。うまく育たないのもあるので500本ぐらいの苗ができたら上々。11月中旬には20センチぐらいになりそれを畑に定植。ネット上のいろんな書き込みを見たら、発芽早々に消毒(殺菌)しないと全滅するという記事がある。タマネギは割合病気にかかりやすい野菜なので殺菌剤を1,2回使うのはやむをえないのかもしれない。

播種日:2019/09/27
定植予定2019/11/20前後
品種:もみじ3号(晩生)
    絹てまり(極早生)


2019年9月18日水曜日

1週間のカナダ旅行

9月初旬まだ暑い日が続くなか、2年ぶりにカナダ・アルバータ州の親戚を訪問する旅に出ました。いとこ達の多くは70代後半から80代になっているものの皆変わりなく元気に私を迎えてくれ何よりでした。前回と同じくカルガリーに3泊、そこから200キロほど離れたレスブリッジという町に2泊し、伯父さん達の墓参りをしました。
滞在中いとこ達には冬物の服のショッピングにつきあってもらいました。恥ずかしながら私にはカナディアンサイズでもXL、ときにはXXLがぴったりで、ジーンズや長袖シャツ、パーカーその他を旅行カバン一杯買いました(正確に言うとすべていとこ達に買ってもらった)。
お返しに、2年前訪問したときもすき焼きなど手料理が好評だったのでメニューに趣向を凝らしてみました。今回のテーマは「洋食」。カナダでも日本食レストランはあちこちにあるので天ぷらなどは避け、いわゆる洋食を作ってみました。
初日はトンカツ。地下室に置いてある巨大な冷凍庫からブタ肉ロースの大きなかたまりを取り出して解凍。スライスし、小麦粉、溶き卵、パン粉をまぶして揚げていくだけなので大した手間は要りません。パン粉は日本から持参しましたが、現地の中国人向けのスーパーなどにはちゃんとPankoとローマ字で書かれた商品がいろいろ売られていました。
 キャベツは西洋からやってきた野菜であるにもかかわらず日本のように生で千切りにして食べる習慣は欧米ともあまりないようです。包丁で山のようにキャベツの千切りを作り続ける私を見て従姉は「お前はいったい何をしでかしているのか?」と言った顔をしていましたが、いざトンカツに添えて出したら全員完食でした。

 翌朝は冷やご飯でベーコン、タマネギ入りケチャップライスを作り、昨夜作り過ぎてしまったトンカツでカツ皿を作って添えたところこれまた大好評でした。ケチャライスなど日本でも若い人は知らないかもしれません。でも材料はシンプルなのでどこででも作れる洋食だと思います。カナダ滞在最後の日の夕方、従姉から「今夜はカレーを作って!」とリクエストがあり、牛肉たっぷりのカレーを作りました。カナダ出張料理は低コストながらも、いとこ達との絆を深めるのに大いに役立ちました。

2019年9月15日日曜日

1円玉廃止論

9月15日の読売新聞に消費税10%化に関連して1の廃止が視野に入ってきているとの特集が掲載されていました。確かにヨーロッパや中国ではセントに相当するコインのやり取りはかなり昔からないような気がします。日本人はこういうことに関して律儀なのでちゃんと1円の単位まできちんとやり取りしてますが、レジ待ち時間が生み出す損失はバカになりません。丸めても何も問題ないのではと思います。

この度のカナダ旅行出発前に大阪の友人が10カナダドル札と小銭をいろいろ20枚ほどくれました。しかし1セント玉はもはや店で受け取ってもらえませんでした。読売の記事によるとカナダでは2013年までにセントは廃止したそうです。
また支払おうと渡した10ドル札を受け取った店員さんは、「何これ?使えるかどうか聞いて来る」と店の奥のほうへ聞きにいきました。帰ってきたらOKと言って受けとりました。今の紙幣はプラスチック製らしく若い店員は紙製の紙幣は初めて見たとか。

帰国便の機内で余った小銭はチャリティーに寄付してくれと放送があったのですべて寄付してきました。ささやかな金額ですが。

結局、滞在中カナダドルのキャッシュには一度もお目にかかりませんでした。

2019年9月14日土曜日

機内で映画「ボヘミアン・ラプソディー」

11日夜猫が待ってる我が家に帰ってきました。帰りの飛行機の中で「ボヘミアンラプソディー」をこの度初めて見ました。

知人がクイーンの岡山公演を見たことがあると言ってましたが、私はクイーンの存在自体この映画が話題になるまで知りませんでした。日本語字幕がなかったので細かなところまでは聞き取れませんでした。しかし、なるほど公開時に話題になっただけのことはあるなと感動し、退屈な機内の時間が割合早く過ぎました。

Mama, just killed a man とフレディが歌い始めたとき、同時代を生きてきた世代特有のなつかしさのようなものがこみ上げてきました。我々もけっこう長く生きてきたものです。

夜遅くマンションに帰ると、ママ猫ミーシャが大喜びでスリスリしまくり、旅行バッグなどもすべて点検。甘えてくる猫は本当にかわいいものです。ミーシャはしばらくスリスリを続けていましたが、1週間も留守にされたことを思い出したのか、突然狂暴になって、しかも泣くように目付きで私の手の指に何度も噛みついてきて、いとおしさ倍増!「寂しかったのよ!」と抗議しているように感じられました。

やはり旅行は猫がいる限り1週間が限度だと思いました。

2019年9月10日火曜日

名状しがたい(カナダ、カルガリーにて)

初めてカナダ、アメリカ旅行をした20代のころから50年後の今もこの2つの国の名状しがたい違和感は一体何なのか?と思う。完璧に計算された道路網、広々とした家、親戚や肉親とだけでなく、どこでもいつでも和気あいあいとした人々。う~む、居心地が悪いではないか!カナダの鬼才クローネンバーグが「裸のランチ」で見せた、いびつで、醜悪で、底意地の悪い病的な社会、蠱惑に満ちた世界はどこにあるのだろう?

日本で私は兄夫婦と口をきかない、隣のクソババと口をきかない、同窓会で威張っている元x国大使なんかとは隣の席に座ってもお互い完全無視。いやこんな個人のレベルだけでなく、何かと突っかかってくる韓国とおおっぴらにヘイトしあっている日本。この安定した居心地の良さは何?

ヨーロッパは少し違う。日本に近い部分がある。ベネチアには確かにトーマス・マンが描いた退廃がある。フランス人には京都人顔負けの洗練された性根の悪さがある。カナダ人は教育され過ぎているのかな?


旅も明日で終わりだというのにまだ1ドルも使っていない。今回も何もわからないまま帰りの飛行機に乗ることになるだろう。

従姉妹ハトコたちが25人もあちこちから集まってくれた。コミュニティセンターを借りての大パーティー。

(下)カルガリー市立図書館。





2019年9月4日水曜日

台風10号近所でも被害発生!

いつもの理髪店に行ったら、ご亭主が、「この前の台風で駅前マンションの駐車場の屋根が崩れて大被害があったそうですが、大丈夫でした?」と話しかけてきた。駅前には横1列に10棟近くマンションがあり、私の所有物件がある2番館の駐車場には屋根などない。(私はその時ハトの糞害と格闘していた)。「うちは大丈夫」と答えたものの気になるので本日見に行った。
いやビックリ!無残。停めてあった車は残らずフロント、運転席側が潰れてしまったのではないかと思う。
屋根を支える支柱が片側にしかないので、構造的には非常に弱い。損害賠償はいかに?

(倒れた屋根。青空をつんざく裸足が不気味!)

2019年9月3日火曜日

マンションのハトと格闘(下)

 台風の雨風が激しいなか、ハトの巣を撤去し積もりに積もった糞を片付け、徹底的に掃除したので、もうハトはここには来ないだろうと思ったのが大間違いでした。34日後には再びハトが帰ってきて、グルグル鳴いて、ベランダやエアコンのダクトに糞をまき散らしています。
 私もそれなりにいろいろ対策を研究し、ベランダにテグスを張ったりゴム風船をエアコンダクト周辺にぶら下げたりしましたが効果はいまいちでした。帰巣本能がほかのどんな鳥よりも高度に発達したハトは防鳥ネットで侵入を物理的に阻止する以外無理っぽいのです。とりあえず今は様子見するしかない、と思ってのんびり構えていたら、事態はのっぴきならないことになりました。
 郵便受けにマンション管理会社から「事務連絡」が入っていて読んでみると、私の部屋の直下にある平面駐車場の車の持ち主からハトの糞害について苦情があったので、ベランダの手すりにテグスを張るなり、剣山を置くなり、対策をしてほしいとのことでした。マンション住人のなかでもなかなかのうるさ型オヤジの文句タラタラ顔が目に浮かびます。
しかし……、前号記事で述べたように、マンションの東側に面した住戸だけ防鳥ネットが張られていないのがそもそも手抜かりであり、それは管理組合で検討すべき課題、もし私が下手にベランダの手すりに剣山を置いたり、テグスを設置して、それらが風雨に当たって車の上に落下したらそれはそれで文句を言ってくるに違いありません。
 とはいうものの、そんなことを理由に日々糞害に憤慨しているジイサンをいたずらに刺激してもきっといいことにはなりません。近年ささいなことで血を見る事件が毎日のように報道されています。そこでとりあえず、管理会社の提案に沿った形でテグスを張り直すことにしました。
物知りの友人の意見では、テグスと手すりの間隔は10センチメートル空けるべき、ということで、ところどころ発砲スチロールの板をかまして糸を高く張ってみたら今度ははっきり効果がありました。見えない糸が足にからんでハトは大パニック。人間の知恵も大したものです。ハトの止まり木の役をしていたエアコンダクトはプラスチック剣山で覆いました。つかの間の平和かもしれませんが、ハトとの戦いは一時休戦です。

マンションのハトと格闘(上)


 数年まえからマンションのベランダにハトが来るようになりました。ベランダに置いてあるエアコンの室外機と壁の間のわずかな空間を寝床にしているらしく、外から帰ってくるとまずベランダのコンクリート製の手すりに着地し、あたりの様子をうかがってから巣に入っていきます。
 我が家のベランダにハトがくるようになるまえ、すでにマンションのあちこちの住戸でハト被害が発生していて、マンションを覆うネットを設置することが理事会で決まりました。ところが、階段やエレベータがある廊下側と西側の住戸にはネットが張り巡らされたのに、なぜか東南角部屋の住戸9軒のベランダだけネットが設置されていません。
 もしかして、ネット設置に関する事前のアンケート用紙に私が「対策必要なし、ハトは平和の象徴」と、すっとぼけたことを記入したのがお堅い理事会の面々の逆鱗に触れて、その結果東側住戸だけ置いてきぼりを食らったのかもしれません。ともかくその結果は悲惨なものになりました。今まで廊下側に住み着いていたハトがいっせいに東側住戸各階のベランダに引っ越してきたのです!
 「何とかしないといけない」と思ったときはもう手遅れでした。すでに巣の中にかわいらしい卵が2個産み付けられていて、鳥獣保護法によってこうした野生動物の卵や雛を勝手に処分することはできません。こうして何度か雛が巣立ち、また卵を産んで……を繰り返していたここ数年のこと。今年の夏たまたま巣が空になっていたときに大型台風が岡山に接近しました。絶好のチャンス!
 ベランダに出ると強風で吹き飛ばされそうになるなか、上半身はTシャツ、下はパンツ一丁になって、巣の撤去を開始しました。ものすごい量のウンチが堆積し、これはご近所にも迷惑をかけていたに違いありません。私自身は昨年来、嗅覚障害で鼻がきかず何ともないのです。花のいい匂いを感じないのは正直つらいけど便利なこともあるものです。
 ハトの糞にはありとあらゆる病原菌が潜んでいるとかで、晴天時に掃除すると糞の粒子が舞い上がり危険なのですが、今日は大丈夫。糞はビチョビチョ、バケツに何杯も糞や巣の材料を回収できました。Tシャツはめくれ、背中の皮膚に横殴りの雨がつぶてのようにピチピチ当たるのに耐え大掃除完了です。(続く)

2019年9月1日日曜日

牛窓の畑、収穫前のサツマイモ全滅

イノシシが農作物を襲うという話は聞いていたけど、収穫前のサツマイモがひとつ残らず喰われてしまいショックが大きい。春はカボチャ、夏はトウモロコシ、秋はサツマイモ、初夏のころハンターからもらったシシ肉が予想に反して美味だったはず。
秋植えのジャガイモを40株植えたものの、種芋自体食べられないか心配。