本格的なリセッションに突入し、日経平均は業種を問わずコンスタントに右肩下がりを続けています。
そんな中、若者向け衣料品の開発・販売を手がけているファーストリテイリングの株価はここ2ヶ月間一貫して上昇。その秘密を探るべく倉敷のイオンモールにあるユニクロに行ってみました。
メタボな中年おじさんとしてはいかにも店に入りにくい、でもショーウインドウに展示してあるハーフパンツが1990円ときては買わないわけにはいかない、と勇気を出して売場に突入。
広い店内を一巡して、デパートやスーパーにはない独特のユニクロ商法の一端が見えました。
商品の種類はきわめて限定的なのに対し、サイズやカラーバリーションが豊富であること。単品で1990円の商品が2つでは2990円と抱き合わせ効果が絶大であること、下着などは近所のスーパーよりも安いなどなど。
ハーフパンツや襟付きのシャツなど数点購入したのですが、合計で1万円でおつりがきました。感激!
しかしもっと感激することがありました。独特の交換、返品ポリシーです。
「値札を取ってしまったらだめですよね」と私が言いかけると、「大丈夫です。着用して洗濯したものでも、ユニクロの商品であることを示す縫い込みタグさえ確認できれば交換、返品できます」とのことでした。
レシートがなくても、いったん着たものでも返却してかまわないという発想をユニクロだけのものにしておくのはもったいない。
私が返品したいもの。マニフェストを反古にする政党、スキャンダルしか聞こえてこない国会議員、買えば下がり、売れば上がる株。
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