2018年8月3日金曜日

カナダeTA電子渡航認証の恐怖

いつもの喫茶店のマドモアゼルが8月末に両親と甥っ子を連れてカナダのハリファックスの知人宅を訪問する計画をたて、私もいろいろアドバイスしているところです。カナダに飛行機で行く場合は、入国ビザ(みたいなもの)を事前申請して承認を得ておく必要があります。アメリカやオーストラリアも同じです。
ところが正規のサイトは英語かフランス語で記入するようになっていて、それ以外の言語サイトは民間業者の代行で正規料金7ドルの10倍を巧妙に取られ、なおかつパスポートやクレジットカード情報も知られてしまうので、ぜひともカナダ移民省のホームページから英語サイトに入らなければなりません。

昨日夕方閉店間際に、私のスマホを使って、マドモアゼルのパスポート情報や質問に答え、クレジットカードで7ドル支払いも完了。すぐに「approved 」が来ると思いきや、「処理中、72時間以内に結果を知らせる」がきたのです!背筋が凍りました。ビザ申請でいったんつまずくと何をしてもネガティブ情報が上塗りされて下手をすると永久に渡航できなくなります。

家に帰って、悶々としながら、質問項目を思い返して、大変なミスをしてしまったことに気づきました。滞在中の所持金は?の項目があったのに気づかず飛ばしていたのです。デフォルトのゼロドル!と答えたことになり、そこが引っかかったに相違ありません。独身女性が所持金なしでカナダに来るのは歓迎されません。少々歳をとっていてもです。

私は安請け合いしてへまをしたことが申し訳なく、血圧は220にもなり、あらゆるサイトで調べたら暗い話ばかり。彼女が渡航できないならほかの3人だけで旅はできません。東京のカナダ大使館領事部はマニラに引っ越し、いっさい相談に応じません。一縷の希望は72時間以内に審査結果を知らせます、のメールが届くことしかありません。

そしてさきほど朝イチでマドモアゼルのサ店にいき、彼女に受信メールボックスを見るように言いました。結果は私の暗い予想に反してapproved(承認済み)でした!
今後5年間はカナダにいつでも行けます。

軽々できると思うことでもこういう責任の取りようがない事態を招くこともあるものですね。食欲も失せて一挙に3キロやせました!彼女はお礼にカレーを食べていけと言ってくれるのですがいまだ食欲ゼロです。

0 件のコメント: