国民皆保険制度のないアメリカでは医療を受けられない人が6千万人もいるとか。医学のレベルは世界一でも国全体の医療レベルはとても先進国とはいえません。
それに比べ日本はだれでも最高の医療を受けられる幸せな国だと信じてきたのにここにきて急に雲行きが怪しくなってきました。とりわけ不評をかっているのが後期高齢者医療制度ですが、若者でも国民皆保険の網からもれている人が激増していて、私の知り合いの病院長も入院費を払わず夜逃げしてしまう輩に頭を悩ましています。
そもそも国民健康保険は無収入の人からも保険料を情け容赦なく取り立てることになっていて、これは同じ公租公課でも所得税の場合、一定額以下の年収に対しては非課税措置がとられているのとずいぶん趣が違います。
一方、所得税の上限は青天井なのに国保の最高額はせいぜい数十万円。つまり低所得者に非常に厳しい負担を求める反面、高額所得層にとって保険料は限定的です。
そこで私からの提案です。
1.国保、年金財源の確保のため消費税を上げる。消費税が15%程度になるのは先進国として仕方ない。
2.国保負担金の最高額を今の10倍、年額にして500万円にする一方、国民年金満額以下の収入しかない人からは免除。
3.年額500万円も国保料を払ってくれる人にはもれなく褒章を授け、総理大臣自ら謝意を表する。さらに、10年以上最高額を支払ってくれた人には勲章なり園遊会招待なりのごほうびをあげる。
単に政府高官を務めただけの連中にお手盛り叙勲することなど即刻廃止すべし。毎年500万円も他人の健康のためにお金を負担してくれた人こそ天皇から勲章をいただくだけの値打ちがあると思います。
2 件のコメント:
大賛成です。保険料は市町村によって違いますが、都市部は非常に高額です。両親の保険料を聞いてビックリしました。
私からもひとつ。スピード違反等で周囲の人の視線を浴びながら、警察からは高圧的に散々言われた挙句、罰金も取られるとは…
ルール違反とはいえ、かなり辛いものです。
そこで、年間3回以上罰金を払っている人には「いつもありがとうございます」などの(罰金に対する)お礼があってもいいのではないでしょうか。(笑)
いや、このごろ交通違反で捕まったとき、ちゃんと説教する警官は少ないです。事実を認めて切符を切らせてくれるお客様は下にもおかない丁重な扱いをしています(ちょっと誇張?)。
警察も取り締まりのノルマがあるので説教するひまがあれば次の営業に集中したいのでしょう。
警察官も心の中ではやさいさんに「まいど、あり」とつぶやいてますよ。
阪神大震災があった年の翌年度末(1年2ヶ月後)、それまで震災復興関係の警備などで忙しくて罰金収入が大幅に落ち込んでいたのか、急に営業に入りました。私も現在のハービスがあるあたりで駐車違反やられました。
ここ10年はゴールドです。
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