2017年8月28日月曜日

寿司はダイエットの大敵

日曜日、久しぶりに大阪に出かけ、昔の職場の後輩君と握り寿司をたくさん食べた。生ビールも中ジョッキ2杯。寿司飯には砂糖がたくさん入っていて、飯の量もトータルでは相当のもの。順調に体重が落ちていたのに今朝計ったら1キロ増えていた。10日間の努力が水の泡。ステーキとかトンカツとビールの方がはるかにカロリーが少ないの分かっていても、いつも最悪の選択をしてしまう。

2017年8月24日木曜日

百日紅

鉢植えの百日紅(さるすべり)が咲きました。真夏の花のなかでこの花が一番好きです。鳥が種を運ぶので畑などに実生で出現することも珍しくありません。
この鉢植えのものは矮性の園芸品種だと思います。
母の1周忌です。介護生活は1年前に終わったのに介護生活の慣習から解放されるのに1年がかかりました。今、誰にもじゃまされず自分自身の日常生活を送っています。人間から邪魔はされてないけど12匹のネコたちはお邪魔です。毎夜ニャーニャー騒いで私の布団の上に乗ってきます。重さで窒息しそうです。

2017年8月23日水曜日

広島広陵vs天理

すごい試合で野球嫌いの私も大興奮!天理の応援団長はげしく面白かった。独特の着物スタイルで声も出さず、身じろぎもせずただグランドを凝視するのみ。表情も能面みたいに感情を出さない、でも汗か涙か、ときどき目から一粒二粒の涙が頬を伝う。

広島広陵の中村捕手は清原を超えて甲子園の歴史に金字塔をたてた。思えば清原だって高校生のころは中村と同じ素晴らしい若者だった。ところが今年50歳の清原は?カネとオンナとクスリが英雄を殺してしまった。だれも清原を責めることはできない。
中村は清原ともハンカチ王子とも違う。素晴らしい人生を送るはず。今まで生きてきた人生と同じように。

2017年8月22日火曜日

珍果ポポー

総社市、備中国分寺近くの畑でポポーが実っているのを目撃しました。まもなく収穫の時期のように思えました。
昭和30年ごろ、ポポーは日本で大人気の果物でした。バナナとパパイヤをミックスしたような味というのが売りでした。温帯で育つ落葉果樹なのに実は熱帯フルーツそっくり。姿かたちも味も。
畑に植えるとどんどん生育するのですが、受粉樹が必要だし、実の数も少ないので次第に人気をなくし今では珍果ポポーのことを知っている人はほとんどいません。
この写真を撮影した付近に農協の直売所があり、ポポーも少量ながら並びます。

中学生のとき、学校帰りによく寄っていた日米文化センター(現、県立図書館)図書館に置いてあったアメリカの家庭園芸雑誌にポポーの苗の広告が載っていて、このシカゴの種苗商から取り寄せようと英文の手紙を送りました。(中学生になって英語に初めて出会ったのですが、私はすぐ英語を使い始めました)
ところが返事なし。がっかりでした。今思えば苗木を輸入するのは支払いの問題と検疫の問題があり実質的には不可能だったのです。しかし一言「外国には発送できません」くらいの返事をくれてもよかったと思います。

50年ぶりにまたポポーの木を植えてみようかと思います。




2017年8月19日土曜日

挿し木の桑から新芽が

大実クワの挿し木苗から新芽が出てきました。秋しっかり育苗したら来春にも実がなるかもしれません。期待大です。


2017年8月18日金曜日

糖質制限

ここ十数年体重が96キロ前後あり、一番ひどかった今年の正月は100キロを超えていました。極度の肥満はさまざまな身体症状をもたらしました。まず体が重い、膝関節が痛み、整形外科で水を抜いてもらう始末。足がむくみ、朝ふとんから立ち上がるのに難儀する。血液検査をすると中性脂肪が数百と驚異的な数値になるのは毎度のこと、それに肥満が原因のひとつと言われている睡眠時無呼吸症候群もおこしているらしい。
そこで次回病院受診までの40日間に全食事内容を記録し、とくにカロリー、食塩量、糖質量に気をつけながら、平均で1日1700キロカロリーの食事をしています。基礎代謝が1900以上あるのでどんどん体重が落ちるかというとそうでもなく、まさに徐々に落ちていてついに本日92.9キロとここ数年見たことがない92キロ台に突入しました。

前回、前々回の病院受診時はズルをしようと母親が遺した利尿剤を飲んで、少しでも体重を低くみせようと数日前から対策を考えて出かけたら裏目にでました。尿酸が異常に上昇しました。いままで尿酸値が正常範囲を飛び出したことはなく、腎臓内科の教授は「何かあったのですか?」と何度も問いかけてきました。「特に身に覚えはありません」とシラを切ったのですが、後で友人の医師に聞いたら、「おしっこは尿酸など不用老廃物を体外に捨てる役割をしているが、利尿剤を飲むと水分だけ選択的に排出し、尿酸は血液中に取り残されるので尿酸値が上がります」と説明してくれてなぞが解けました。
そういえば利尿剤を飲んだあとどんどん出てくるおしっこは無色透明でいかにも水っぽく見えます。それまでの検尿ではいつも「小麦色」と書かれていたのに「無色」となっていました。おしっこが黄色っぽいのにも意味があったのですね。

もう一つはクレアチニン対策。父親が人工透析をして大変苦労の多い晩年を過ごしたことを思うと腎臓の健康はとても大切です。腎臓内科などと偉そうな科名を標榜していても医師には腎臓を治す知恵もワザもないのです。せいぜい患者を叱り、栄養指導と称して「あれ食うな、これ食うな」とアホのような呪文を唱えるだけ。
ところが新聞に大きな広告を載せている健康雑誌にはいつも「透析を覚悟していたのに今ではクレアチニンが正常値になった」というような体験談が掲載されています。これは健康食品会社のコマーシャルで、要するに純炭粉末を主成分とする錠剤を飲んで炭に血中のクレアチニンを吸着させるということです。
「溺れるもの藁をも掴む」のことわざ通り、私も通販でカプセルタイプと錠剤タイプの純炭製剤を購入していて、検査の数日前から、この「き○ら」を飲んで検査に臨みます。因果関係はよく分かりませんが、クレアチン値が1.2から1.05ぐらいまで下がります。この2つの数値に大して違いはないと思われるでしょうが、実は大違いなのです。1.05はかろうじて正常範囲なのです。
しかし、これも尿酸値と同じで血中のクレアチニンが本当に炭に吸着されていたとしても、それは腎機能がよくなったことにはなりません。むしろ腎臓という臓器は横着な臓器で用がないと思うとどんどん機能を失っていきます。
父の場合も透析を始めたころはまだおしっこも出ていましたが、人工透析によって老廃物を除去するようになると腎臓の出る幕がなくなり、急速におしっこが出なくなりました。ただ皮肉なことに在宅介護をするのに際し、おしっこが出ないというのは本当に助かりました。それでも透析に行く日の朝、「今日はもう透析には行かない」とぐずることがよくあり、そのたびに「お父さん、透析に行かなかったら3日後には尿毒症で死ぬから葬式の用意しないといけないよ」などと脅して病院に連れていくのはせつないことでした。

あれこれ雑然としたことを書き連ねてきましたが、今月末の病院検査に当たっては食事制限以外、怪しげな薬を飲んで対策をするのはやめます。ありのままの腎臓の状態を知ることは非常に大切なことだと思われます。

2017年8月17日木曜日

パパイヤ8月17日

パパイヤの実がだいぶ大きくなってきました。あと2か月で10月中旬になり、それまでに熟してくればいいのだが、、、
熟れなかったらサラダや炒め物にします。

タニタ食堂

岡山市役所本庁舎向かいにあるタニタ食堂までときどき自転車で昼飯を食べにいきます。500キロカロリー前後、塩分は3グラム以下、野菜は火を通し過ぎない、などの特徴があります。
特に美味しくも不味くもないのですが、場所柄お昼休みにはほぼ満席です。ここのメニューは自炊の参考になります。つまり、人間は大して食べなくても生きていけるので、張り切って食事の支度なんかしなくていいという気になります。
ご飯は100グラム(糖質37g)。最近1日の糖質を150グラムに押さえていて、それももう慣れてしまい、わずかなご飯で満足。

食後は銀行に寄り、サ店をハシゴしながらまた10キロメートルの電動アシストサイクリングです。



2017年8月15日火曜日

備中国分寺

雨。昨日は曇り空であまり暑くなかったので電動アシスト自転車で備中国分寺までツーリング。片道20キロメートルぐらいか。
オランダ人カップルが倉敷からレンタサイクルで来ていた。2週間半かけて博多、宮島、尾道、倉敷、岡山、京都、高山、東京とおもにJR を使って移動するという。旅なれた感じがするが、これは私が20代のころ毎年夏にヨーロッパや北米に出かけていたのと同じこと。まさかヨーロッパ人が日本にここまでひかれるようになるとは想像もしなかったけれど。

2017年8月12日土曜日

惑星ソラリス

1972年ソ連モスフィルム制作、アンドレイ・タルコフスキー監督の「ソラリス」。ブルーレイ版が出たのでまた購入した。ブルーレイ化しても大して画像が鮮明にならない作品も多いなか、これはすごい!
キューブリックの「2001年宇宙の旅」とよく比較されるが、今の私の年齢、救いがたい孤独な生活のなかにあってはソラリスの方がはるかに魅力的だ。映画史における究極の作品だと断定できる。知性と感性と情感がここまで完全に融合した作品を他に知らない。
すべてのシーンがなんとポエティックなことか!無機質な六本木の首都高速道路さえ見る人に激しい情感を抱かせないではいられない。まして故郷の村のせせらぎの中に漂う藻、晩秋の光、宇宙船のインテリアの細部にいたるまで。
そして、こんな残酷な映画もめったにない。人間は誰もが生きる過程において苦渋を味わう。私も自分の分は引き受けてきた。それでもクリスの苦悩を見せつけられると、こんなにも深い絶望感と苦悩をがありうるのか、そんな世界と無縁な自分はまた元気に生きていけるはず、と思うのでありました。


2017年8月11日金曜日

体重93キロ台に

すでに2週間、基礎代謝量以下の食事(1900kcal を超えない)をしていたら、けさ93.6キロになっていた。1週間ほど94キロ台が続いていたので少し嬉しい。今までの度を越した食欲はどこに消えたのか不思議。目指せ、来年の元旦は79.9キロ!7月7日生まれなので最終的には常時77キログラムで残りの人生を過ごしていきたい。

2017年8月10日木曜日

高校野球

いつもの喫茶店に行ったら3時間もいたのにお客は他に1人だけ。客が少ないのはいつものことながら今日はいよいよ夏枯れだ、と思って家に帰ったら、地元チームがぼろ負け甲子園の試合をやってるところだった。

もとより野球にはあまり興味がないが、なぜ高校野球では選手のことを「球児」と呼ぶのか違和感大。児童とは小学生までの子どものことを指し示しているはず。「球児」から受けるイメージは図体は大きいけれど、素直で一所懸命、真面目、頭は少々弱い、要するに野球に特化して異常な生育をした子どもたち。
でも彼らはプロで通用する技量と戦略、戦術を備えた立派なスポーツ選手です。
また場内アナウンスで選手を「君」付けで呼ぶのを止めろ!大人として扱うべき。


2017年8月8日火曜日

さわやかな朝

今年の夏は猫が1階の廊下まで降りて来られるようにし、エアコンもつけっぱなしで夏をやりすごしています。最初は私と距離を保っていたのですが今は写真を撮らせてくれるようになりました。もう11歳くらいで顔の表情に渋味がでてきました。動物や天人(エンジェル)は人間のように容貌が衰えることは顕著ではないのに、それでも老いは忍び寄ってきています。上、クロちゃん(雄)。下奥、シロちゃん(雌)。左、マロンちゃん(雄)、右、チビちゃん(雌)


2017年8月7日月曜日

台風5号接近

今朝がた風雨強まる。クロちゃんが珍しく私の寝室に入れてくれとせがんだ。台風が怖いのかもしれない。

今まで畑にいくら水道水を撒いても土が湿らなかったのに、自然の力は大きい。表面だけでなく深部もしっとり水を含んでいる。この雨が境になって秋の兆しが訪れよう。秋野菜の種まきトップバッターはニンジン。金時ニンジンは15日までにまかないと正月の雑煮に間に合わない。しかし最近金時ニンジンはそんなに高くもなく正月しか食べないので1人世帯のわが家で作る意味なし。いろんな料理に使える西洋ニンジンの種を購入。9月になればタクアン用の大根の種まき、わけぎの植え付けなど忙しくなる。


2017年8月6日日曜日

桑の木の挿し木


桑の挿し木。昔、タキイから取り寄せた巨大な実がなる桑。ケンタッキーワンダーのような名前がついていた記憶があります。
中学校時代の恩師から挿し木苗がほしいと言われてもう数年になるのにまだ約束が果たせてなくて気になっていました。ついに去る6月、畑の大木から緑枝を10本ほど切ってきて挿し木にしました。3つの鉢に分けて挿したところこの2本だけ活着しました。秋には新芽が伸び、来年3月ごろにはりっぱな苗木になるでしょう。1本は先生に、もう1本は自宅の庭に植えます。田んぼの大木は隣地のジジイが勝手に幹をノコで切り無残。それでも毎年巨大な実をつけています。

猫のクロちゃん。生まれたときから1番大きな体の猫。とてもやさしく遠慮がちな男子。エサを食べるときいつも他の猫に皿を譲ってしまい食べ損ねています。こんなに美しい猫は他にいません。とても主観的な感想ですが、、、




2017年8月5日土曜日

パパイヤ8月5日

だいぶ大きくなってきました。

この瞬間よ止まれ、汝はかくも美しい(ファウスト)

中学生のころ熱中して読んだゲーテのファウスト。「時よ止まれ、お前は美しい」とファウストが言うときがくれば、そのときは魂をメフィストフェレスに与えよう、という有名な約束があります。中学生の私はファウスト博士に「そんな危険な約束をしてはダメだ、止まれというほど美しい瞬間が到来したらそれを楽しまなければならないのに、死んだら意味ないではないか」と言ってあげたかった。
ところが最近、自分自身たぶんファウスト博士より長生きしているせいか、「この瞬間よ、止まれ!」と思うことがときどきある。何と世界は美しく、よくできていることか!世界は神の恩寵に満ちあふれているではないか!とさえ思うことも。これは自分も死に近づいる証拠かもしれない、けれどももはや中学生のころのような死に対する絶対的な恐怖はなくなりつつあるので、いいことかもしれない。

一方、高校生時代に熱中したリルケの詩に「かりそめに通り過ぎて」というのがある。

かりそめに通り過ぎて
十分に愛さなかった、かずかずの場所への郷愁よ
それらの場所へ、遠方から、何と私は与えたいことか
し忘れていた身ぶりを、つぐないの行いを!(果樹園)

原文がドイツ語だったかフランス語だったかは原本がマンションにあって、すぐ参照できないのでまた調べるとして、こんなにも素敵な詩を生み出したリルケに高校時代ずっと心酔していた。大学ではドイツ文学を専攻しようと決めて早稲田の独文科を2回受験、不合格。そこで大学ではもうドイツ文学を勉強するのをやめて第2外国語としてはフランス語を選択。フランス語とイタリア語を同時進行で勉強して、1968年前後のフランス映画やイタリア映画、文学に熱中して、これはこれでよかった。
でも今また年取ってきて再びトーマス・マンやリルケ、ゲーテ、シューベルトの歌曲などドイツ的なものがなつかしい郷愁のように私の心を揺さぶる。
「郷愁」という言葉自体、Heimwehの日本語訳だが、世界に何千という言語があっても「郷愁」をハイムヴェーと同じ感覚で使う民族はたぶんドイツ人と日本人だけだと思う。もちろんホームシックとかフランス語ではmal du pays と辞書に載っているけれど、日独人と感覚を共有しているとは思えない。

話は脱線したが、“かりそめに通り過ぎて十分に愛さなかった”かずかずのものの何と多いことか!がんばってもあと20年しか生きられないのに、それらを探して「つぐないの行い」をなすことなどもはや無理。でも「時よ止まれ、汝は美しい」と感じる瞬間瞬間にリルケの詩の一節を思い出せばいいのだ。私はファウストと違ってメフェストフェレスと約束なんかしてないので、すぐ魂をもっていかれることはないと思う。

2017年8月3日木曜日

宴会はダイエットの大敵

昨日は6月に急逝した友人を偲ぶ会があり出席。すでに1ヶ月以上過ぎたせいか、はたまた70歳近くで死ぬことは人ごとではなくなってきているせいか、偲ぶ会も沈鬱な雰囲気ではなく、単なる飲み会という感じ。12歳から60年近く仲良くしたり喧嘩したりしながら中学校時代の友人たちとの腐れ縁が続いている。「お互い、こんな将来がくるなんて想像できなかったね」と宴会場までのバスに乗り合わせた女の子(現在は老婆)と述懐。

私は食べ過ぎによる体重コントロールのリズムが壊れることを懸念しつつけっこう飲み食いした。その結果は今朝の体重測定にはっきり現れ、0.8キロの増加。8日分の努力が失われたことになる。

料理全般、塩味がきついなと感じたが、カロリーよりも過剰な塩分をとったことによる水分貯留が原因ではないかと思う。今日は猫部屋の掃除、畑の草取りで汗をかいて塩分を体外へ排出しようと思う。脱水に注意しながら。

最近の体重増減記録を張り付けます。
グラフの青線は毎日体重を100g落としていく理想直線。大晦日には80kgちょうどになる予定。
赤は朝一番で測定する体重。みごとに跳ね上がっています。
5番目の項目、赤文字で254と表示されている列はその日の摂取カロリー。この画面を撮影したのが朝ご飯を食べた直後なのでまだ少なく表示されています。最近の毎日の合計はだいたい1600から1900キロカロリー。基礎代謝は1900前後。昨日は2910キロカロリーと記載していますが、これは推定値です。生ビール2ジョッキ、グラスワイン6杯もカロリー増に寄与。






2017年8月2日水曜日

栄養学礼賛

私はこれまでの人生でずっと栄養学という学問に関してずいぶん懐疑的でした。とりわけ管理栄養士と呼ばれる病院のおばちゃん達(失礼!)、例外なく自信たっぷりな口調で肥満に悩む病客様を諭します。
「あなた、何気なく食べているショートケーキにどのくらいのカロリーがあると思います? 366キロカロリーもあるんですよ! このカロリーを消費するためにはウォーキングなら137分、水中ウォーキングなら103分も続けなければならないのよ。あなた運動なにもしてないみたいだからこれはそのまま体脂肪に積み増されます!」……と情け容赦ありません。
私は反論したくなります。そもそもなぜ私が食べたショートケーキが366キロカロリーぴったりだと断定できるのか、素材もいろいろ、カットの大きさもいろいろ、消化吸収能力も人それぞれ、消費するための運動にしても分の単位まで断定してしまう管理栄養士の皆様の思い切りのよさには感嘆・失笑です。
これは学問ではなくお告げみたいなもの。その証拠に大食漢タレントのギャル曽根のスリムな体型はどう説明するのだろう?…… と、いままでダイエットに一度も成功したことのない私は管理栄養士様に対しまったく敬意を感じないまま「ハイ、ハイ」と聞いていました。ところが定期的に通っている大学病院の内科医から「今のままならあなたはいずれ脳出血か心臓で命を落とします」と叱られ、栄養指導を受けることになりさっそく宿題がでました。
宿題とは毎日の食事の内容を記録用紙に書いて次回受診日に提出すること。用紙に手書きで書くのも大変なので自分でエクセルで計算表を作成。1日の飲食すべてを記録し、ついでにカロリー明細と合計も記入。食材のカロリーはそれこそネットで簡単に調べられます。やりだしたらエクセルの操作そのものも面白くてすでに1週間続いています。そして今まで軽蔑していた栄養学が案外“ハマる”性格の奥深い魅力を備えているものだと目を覚ましました。

1日の食事量を基礎代謝量以下に押さえた結果、いままでびくともしなかった体重が何と徐々に減少しているではありませんか! やはり栄養学は根拠ある数値を出していると実感しました。次回の管理栄養士先生との面会が楽しみです。

網戸の張り替え

 実家の物置に網戸張り替え用のネット・ロールが2本、もう30年も眠っています。父が古くなった家の網戸を張り替えようとホームセンターで買ってきたものの「この夏こそ張り替えしよう」と思いつつもついに実現することなく3年前に他界し、網戸交換の仕事は息子の私に託されました。
 父の気持ちもよく分かります。張り替えを業者に頼むと大事になるし料金も高そう。新しいネットさえ買ってくればシロウトでも何とかなるだろう、と。でも最初の一歩がなかなか踏み出せないまま私も今日まできてしまいました。
 ところがこの夏、網戸の破れがあちこち広範囲に及んで猫が勝手に外へ出ていくようになり、ついに私も決心しました。練習の意味も込めてとりあえず、新しいゴムとゴムを押し込むローラーを用意しました。
 いざ始めると、簡単そうに思えた張り替え作業が案外難しく四苦八苦でした。仕上がりにたるみが出て、何度やり直してもうまくいきません。たるみはあっても何とかネットをゴムで固定でき、はみ出したネットの端をカッターで切り落とそうとしたら、カッターの刃がたるんで膨らんだネットに接触して穴を開けてしまいまたやり直し! 1枚の網戸を不細工ながらやり終えたときはもう汗だくで服もどろどろに汚れてしまいました。こんなことなら素直にプロにまかすべきだった、と反省。
 ところが夜になってユーチューブで網戸の張り替え動画を20本ぐらい見たらまさに目からうろこでした。プロからアマまで多くの動画がアップされていますが、皆さん、実に分かりやすく勘どころを解説し、実演して見せてくれています。
ひとつの動画ではよく分からない部分も他の人の動画では「ここがポイントですよ!」と強調されていたりします。多くの動画を参考にして網戸張り替えの全体像が把握できたらしめたもの。とりわけたるみなく仕上げるテクニックには感動すら覚えました。父が残した2本のロールで残りの網戸全部を張り替えする自信が沸いてきました。

 それにしても中学校とか高校では自転車のパンク修理や網戸の張り替えはなぜ教えないのでしょう? 英語や数学を学ぶのに勝るとも劣らない、人生にとって有益な学習に違いないと思うのですが……。

2017年8月1日火曜日

パパイヤ8月1日現在

パパイヤの木に比べたら手前の里芋が小さく見えます。パパイヤの高さは2メートルくらい。それぞれの葉柄の付け根に実がついています。ただ実が急激に大きくなる様子がありません。かといって生育をやめているふうにもみえません。
今年の猛暑にはサツマイモでさえ葉がしおれることがあり、毎日の水やりが必須です。
きょうも夕立は当地を避けて通過。雨雲レーダーでは小豆島、加古川あたりに大雨を降らせているようです。