総社市、備中国分寺近くの畑でポポーが実っているのを目撃しました。まもなく収穫の時期のように思えました。
昭和30年ごろ、ポポーは日本で大人気の果物でした。バナナとパパイヤをミックスしたような味というのが売りでした。温帯で育つ落葉果樹なのに実は熱帯フルーツそっくり。姿かたちも味も。
畑に植えるとどんどん生育するのですが、受粉樹が必要だし、実の数も少ないので次第に人気をなくし今では珍果ポポーのことを知っている人はほとんどいません。
この写真を撮影した付近に農協の直売所があり、ポポーも少量ながら並びます。
中学生のとき、学校帰りによく寄っていた日米文化センター(現、県立図書館)図書館に置いてあったアメリカの家庭園芸雑誌にポポーの苗の広告が載っていて、このシカゴの種苗商から取り寄せようと英文の手紙を送りました。(中学生になって英語に初めて出会ったのですが、私はすぐ英語を使い始めました)
ところが返事なし。がっかりでした。今思えば苗木を輸入するのは支払いの問題と検疫の問題があり実質的には不可能だったのです。しかし一言「外国には発送できません」くらいの返事をくれてもよかったと思います。
50年ぶりにまたポポーの木を植えてみようかと思います。
2 件のコメント:
工短の図書室で一緒だったTさんはポポーを知っていました。
岡山で流行した果物だと思います。西大寺農協の店で売られていたので買ってみました。すごい芳香です。熱帯の甘ったるい香りです(9月4日)
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