正月も5日になってやっと初詣のお参りをしました。備前一宮にある吉備津彦神社です、昔よく母を連れてきたものです。紛らわしい話ですが、すぐ近くに鳴竃神事で有名な国宝・吉備津神社があります。同じ吉備の中山のふもとにあり、祭神はともに大吉備津彦命。第7代孝霊天皇の皇子ということです。だいたい紀元前250年ごろの人物で人呼んで桃太郎。2つの桃太郎神社がすぐ近くにあるのには歴史的背景があるようですが、吉備津「彦」神社は備前に属し、国宝の吉備津神社は備中に。中山の山裾の国境の川には両国橋という石橋が架かっています。川と言っても幅1メートルほどのマンガみたいな小さな川と橋です。
前置きはこの辺でやめて本題です。境内に立てられた厄年などの看板と対になった看板に恐るべきご神託(?)が掲げられていました。皆さん、昭和23年生まれは男女とも「八方塞がり」だそうですよ!
もちろんそこは神様も商売、たっぷり初穂料を奉納し、本殿神殿の前でご神職からありがたいお祓いの秘儀を賜れば八方塞がりの運勢を吉に転じることも不可能ではありません。
私はいつもどおり少額賽銭を投入しつつ、皆様の分も含め、八方塞がり、暗雲垂れ込める迷いの道にどうか一条の光明が訪れんことをしっかりお願いしてきました。(厚釜し過ぎ?)
吉備津彦神社には素敵な池があります。いままで何十回も来ているのに池に浮かぶ松島には入ったことがありません。きょうは思いがけずいいものを発見しました。クチナシの実です。タクアン漬けを黄色く発色させるための必須アイテム。ありがたく神様の苑からお裾分けいただきました(お賽銭でご勘弁を)!
おみくじは「吉」でした。
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