高齢者を優先して始まったコロナワクチンの接種は、大小様々なトラブルはあるものの、岡山県でも順調に進んでいます。医療関係者への接種はほぼ終わったようで、副反応は特になかった、腕がだるく微熱が出た、という話はよく聞きます。
コロナ対策に関して、すべてが後手後手に回った政府もオリンピックの開催日が迫るなか、地方自治体に対しワクチン接種のスピードアップをするよう、かなり強引に働きかけています。マスコミも連日ワクチンを打ち終えた老人にマイクを突きつけて、「スムーズにいってホッとしました。これでひと安心です」というお決まりの感想をしゃべらせて接種フィーバーをあおっています。
ところがネット社会ではコロナワクチンに対して懐疑的な人々の意見が積極派の意見をはるかに上回っています。「バイオハザード」さながら、悪の中枢企業アンブレラ社の表の顔は製薬会社、ところが裏では密かに生物兵器を開発している、というストーリーにCovid-19を重ねて陰謀論に真実味を与えています。短期間の治験しか行っていない新しいタイプのワクチンに対する不安は否定できません。また、免疫学的、統計学的な不備を指摘する真摯な議論も数多く見受けられます。
私も一応7月に予約を入れたものの、厚労省がまとめた5月21日までの接種後死亡例85名の詳細データを見たら急に怖じ気づいてきました。ほとんどの死因は一見ワクチン接種と関係なさそうなコメントが付されていますが、接種後まもなく、それも多くの場合1週間以内に亡くなっている事実には遺族の方々もさぞ腑に落ちないことでしょう。
私のもうひとつの懸念というか疑問はワクチンの摂取量です。体格の大きいアメリカ人を対象に開発されたワクチンが人種、男女別、子ども、若者、高齢者の違い等をいっさい無視して0.3mLと決められていることの是非。シロウトの常識で考えても体重の軽い子どもや女性に対しては匙加減というものがあってもよさそうに思います。
こうした疑念を接種担当の医師に直接投げかけてみたいのですが、止めておこうと思います。医師はきっとこう言うでしょう。「分かりました。見たところあなたの体重は100kgはありそうなので、ワクチンは倍量で打っておきますね」と。
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