2007年12月5日水曜日

このまま潰れるなJR(未定稿)

 「金刀比羅宮書院の美」という展覧会が開かれています。応挙・若冲の絵を間近に見るチャンスとばかり、詳しい情報を確かめもせず本日、出かけました。

http://www.konpira.or.jp/museum/main/index.html
 残念なことに、今は前期展示が終わり、後期は下旬から。それは自分のミスなので仕方ないのですが、行き帰りともJRを利用してとんだ料金トラブルが発生しました。

 妹尾からJr琴平まで1140円。

 琴平到着後に前期の展示が2日までだったことを知りがっかり。とりあえずうどんを食べたものの、高松へでも行ってみようと思い、自動券売機に1万円札を入れ「高松」というボタンを押したら「高松」と印刷された切符と特急券、お釣りが出てきました。

 「あれっ、何か変」高松までは次に来る各駅停車の方が早いし、特急に乗るつもりもなかったのに、、、と改めてその自動券売機を見たら、特急切符専用の券売機だったのです。そこで窓口のお姉さんに普通で行くので特急券を返します、と言ったら特急券分の510円を全額返金してくれました。

 そして駅の売店で文庫本を見ていたら渡辺淳一の「幻覚」(中公文庫)がおもしろそうだったので購入。高松行き鈍行で読み始めたらおもしろくてもう高松へ行くのは中止し、坂出で岡山行きマリンライナーに乗り換えて帰宅することにしました。そして妹尾駅に着いたところで不条理なやりとりがおきました。

 琴平ー高松は830円だったので、精算額は1140-830=310 円と思っていたのにJR西日本の駅員のお嬢さんは、行き先変更料金として950円いただきます、というのでびっくり。彼女の説明では琴平-高松の切符のうち有効だったのは琴平-多度津までであとはあなたが前途を放棄。多度津-妹尾間の950円を払えということでした。そこで行きと帰りとまったく同じ距離しか乗っていないし途中下車してないのにそれはおかしいと抗議。(細かい話ですが、坂出経由は多度津直行と同額とみなすというルールあり)

 すると、お嬢さんは「ではこの琴平-高松の切符はいったん払い戻して改めて琴平-妹尾間の切符を買ったということにする。払い戻し手数料315円とあわせ625円いただきます。という。そこで、しつこく、琴平駅で特急券を払い戻したときは手数料なんか取らなかった、おかしい、と食い下がり。

 すると、お嬢さんの言葉がふるっていました。「それはJR四国が勝手にしたことで西日本はルール通り払っていただきます!」私がますます全然納得できません(怒)というと、上司と相談したのかどうか知りませんが、今度出てきたときはあっさり、「差額の310円いただくことで納得でしょうか?」となりました。

 「はい、はい十分納得ですよ」と駅を後にしました。話がこうもややこしくなった原因は特急券専用券売機で買った切符の券面に金額ではなく、行き先の「高松」が明記してあったことのようです。だから行き先変更、払い戻し、、、と彼女が主張したのです。

 もうひとつ彼女が言っていたのは100km以上の切符は行き先変更できるけれど、100km未満の距離の切符は払い戻しでなく前途放棄しかない、、、

不条理です。でもきょうは粘り勝ちでよかったです。

(私の願い)郵政は国営に戻し、JRは体裁だけの株式会社から本当の民間企業になってもらいたいと思います。このまま潰れるなJR!

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