2017年2月18日土曜日

入国審査場でのできごと

1月の終わりにベトナムのホーチミンへ出かけました。旧正月を祝う市民や観光客で夜遅くまで広場や店がにぎわっていました。かつてのベトナム戦争、サイゴン陥落の残酷で不幸なイメージはどこにもありません。人々の表情が明るく、食べ物もおいしく人気の観光地になっているのもうなずけました。
さてそんな楽しい旅行の最後に待っていたのが関西国際空港の入国審査です。日本人にとっては帰国の記録を取るだけなので手続きはスムーズなのですが、今回はちょっとしたハプニングがありました。
入管審査ブースは日本人および特別永住者用と外国人用のふたつに大きく分かれていますが、日本人用は指紋を取ったりすることもなくすいすい流れるのが常です。したがってブースも3つだけオープン。私は勘を働かせてこの列が一番早いだろうと判断した列で待つことにしました。
ところが緑色っぽいパスポートを持った旅行者の順番になったとき異変が起きました。ちっとも処理が終わらないばかりか、応援の係官が指紋採取機らしきものまで抱えてやってきて、ああでもないこうでもないみたいなやり取りを始めました。
しばらく待っていたのですが、これは列を移動した方が早いなと思い他の列の最後尾に並び直しました。多くの人がそうしたのですが、すぐ次の順番だった老夫婦は決断できずじっと待っていました。結局私の順番が来たとき、問題のブースはまだ何かもめていました。老夫婦もお気の毒にぽかんと待っています。
中国やタイ、ベトナムなど外国の空港ではこういうときの対処は実にスムーズです。問題発生と同時にそのブースを閉鎖し、強面の係官がどこからかすっ飛んできて問題の人を別室にご案内します。ところが今回はまだ新米らしい職員が特別永住者にお愛想笑いをしながら何やら不手際をわびているような仕草までしているのです。おわびされたいのは訳もなく待たされている我々の方であることは言うまでもありません。

たまたま今回だけのことなのかいつものことなのか不明でしたが、後日関空の入管事務所に電話して改善をうながしておきました。クレーマーと思われるのはいやなのですが、「こういうのは年を取り世間に用のない閑な人間の義務だ」と思いあえてお上にご意見した次第です。

0 件のコメント: