2017年10月11日水曜日

20年ぶりのカナダ訪問(3)


ただいまカナダ、アルバータ州カルガリーに滞在中です。たった1週間の留守中にも日本の政局はちゃぶ台返しの大混乱。ここアルバータ州でも州都でテロが起き大騒ぎです。到着したときは半袖だったのに、カルガリーには大雪予報が出て帰国便の遅延、欠航が心配されます。
さて、久しぶりのカナダ旅行は、いつもの上海など近距離直行便による旅行と違って、バンクーバーでの国際線から国内線への乗り換えをともない、ハプニングと緊張の連続でした。
航空券は旅行代理店のホームページで購入、発券されたものでしたが、なぜか乗り継ぎ時間はたった80分しかありません。関空のエアカナダ・カウンターで、乗り継ぎは大丈夫か確認したら「大丈夫だからこそ発券されたはず」と何だか頼りない。飛行機は20分遅れで離陸し、9時間後バンクーバーに定刻より20分遅れで到着。昔とは様変わりした到着ターミナルを右も左も分からないまま入管エリアに急ぎました。
パスポートチェックと税関申告はセルフサービスで何とかうまくいきました。出発前あれこれ心配した食品持ち込みの件は、悩むほどのことではありませんでした。プリントアウトされた申告書の印字が薄すぎて質問にYES と答えようがNOと答えようが判読不能なのです。出口で待機している税関職員もそれを機械的に受けとるだけ。カレールーも手作り味噌もほかのお土産ともども無事通関できました。
しかし国内線乗り換えに関しては、エアカナダのホームページに書いてあった説明と異なり、乗り継ぎ時間が90分以下のお客への優先サービスなど一切なく、結局予約便には乗り遅れ。スタンバイすること2時間超、3番目のカルガリー行きにやっと乗ることができました。 20何年かぶりのカナダ旅行なのに高揚した気分は一気に失われました。

予約便やスタンバイ便の搭乗ゲートが無慈悲にも立て続けに閉じられていくのを見るにつけ、日本の懇切丁寧かつ確かな情報に基づく旅行サービスを外国でも期待することなど最初から間違っていたことを再認識させられた私のカナダ旅行はこうして始まりました。(続く)(2017/10/3記)

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