2019年10月25日金曜日

秋の北海道物産展

天満屋画廊で虫明焼きの作家、黒井博史展をやっているというのをローカル・ニュースで見て、寄ってみました。地味な備前焼と違って華やかな釉薬がかかっている美しい陶器にうっとりでしたが、この年齢になるとどんなモノもやがてすべて粗大ゴミになるので拝見だけさせていただきました。

7階の催し物会場で恒例の秋の北海道展をやっていたのでそちらも覗いてみました。岡山ではおいしい鮭を売っている店がほとんどなく、秋の北海道物産展はアブラの乗った紅ザケが手に入るいい機会です。半身をスライスし、一切れずつラップした冷凍紅ザケがあったので、売場のおばちゃんと交渉しました。定価5千円というので私が「お姉さん、負けて!」と言ったらあっさり500円引いてくれることになりました。同じ商品が10パックほどありどれがいいかなと思っていたら、おばちゃんが「手に持ってごらん、重い、軽いがあるから。これなんかでっぷり重いでしょ!」と言うので、「ほんま、お姉さんみたい」と相づちを打ちました。おばちゃんは「お客さんも言うねえ」と言いながら私が渡したクレジットカードを持って奥の方へ消えていきました。

おばちゃんはもうひとつアドバイスしてくれました。冷凍鮭はそのまま冷凍庫で保存し、調理するときは解凍しないで、フライパンにクッキングシートを敷いて弱火で焼くとおいしいとのことでした。さっそくやってみたら確かにドリップが出ず、焼き色もつき美味でした。いいことを教えてもらいました。

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