2020年6月16日火曜日

芭蕉


昭和23年ごろ、家の新築と同時に父がどこからかもらってきて植えた芭蕉が72年後の今も絶えることなく東の庭に育っています。ある程度大きくなったら花が咲いて小さなバナナが現れ、バナナは大きくなることなく、木そのものも枯れていきます。
長年身近にある芭蕉って分類学的にはどこに位置付けられるのか、ふと知りたくなってWikipediaを見たら、何と生姜の近縁種でした。そういえば、地下茎で繁殖し、花の構造も茗荷に似ています。
道路にはみ出すように大きな花を咲かせるので、小学生なんかが、「わっ! バナナがなってる」と見上げて通りすぎます。
近年、岡山で耐寒性のあるバナナが栽培されマスコミがよく取り上げています。冬の冷え込みが昔ほど厳しくないので、もしかしたら耐寒バナナを栽培するのも夢ではないかもしれません。

0 件のコメント: