2021年2月3日水曜日

金甲山、怒塚山登山


昨日(2月2日)は金甲山(403m)の直ぐ手前にある怒塚山(いかづかやま、332m)に登りました。金甲山はテレビ局の電波塔が林立し、知名度が高いのですが、側峰の怒塚山はほとんど知られていません。私も今回の登山で初めてその名を知りました。

児島湾締切堤防を渡ると直ぐの山裾に登山口と駐車場があり、むだに歩くことなく直登できます。ところがこの山、けっこう難所でした。先日来の雨と落ち葉で道が滑りやすく緊張します。その辺に落ちていた枯れ枝を杖にして谷底に落ちないように登ります。ドングリや桜の大木が繁茂していますが時々視界が開けるところもあり、岡山市全域が俯瞰できます。天気のいい日には金甲山頂上から鳥取の大山も見えるそうです。

山頂からは児島方面がよく見えました。金甲山頂上へはあと1500メートルほど歩けばたどりつけますが、体力的にも限界が近く、スマホのバッテリーもGPSで消耗が激しく空っぽが近くなったので、鞍部から中池まで急斜面を下りました。ほとんど人が通らない消えかけの山道を下るのは命がけです。笹や立ち木の細い幹をつかみながらの歩行。私の靴は山歩き用のシューズではなくよく滑ります。3回も滑り落ちました!100キロの肉の塊は一旦滑り出すと自分の力では止めようがございません。
とにもかくにもズボンもウインドブレーカーも泥まみれになりながら中池まで下り、そこからは農道を2キロメートル弱、駐車場まで歩きました。

マンションに帰り、風呂に入ってさっぱりしてから、実家近くのマドモアゼルの喫茶店へ。「岡さん、金甲山の谷底の藪の中に転落してもだれも見つけてくれないですよ」と言われてしまいました。スマホのバッテリーはあがっているし、かなりの無謀山登りでした。

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