2019年1月25日金曜日

真冬の山陰、島根県立美術館、足立美術館

朝3時半に岡山を発ち岡山道、米子自動車道、松江道を走って松江までの日帰りドライブを楽しみました。

島根県立美術館
島根県立美術館で開催中の奈良原一高らの写真展「人間の土地」を見てきました。長崎の軍艦島で働く炭鉱夫やその家族の日常生活がかつて存在した場所は今世界遺産になっています。白黒写真、1950年代、コンクリートで覆われた人工島、寒々とした10階建てのアパート。よくこれだけの映像が残っていたものだと思います。

11時半になったので宍道湖の絶景が窓いっぱいに広がる館内のレストラン、ヴェッキオロッソでランチを食べました。いつ来ても、何度来ても湖の美しさに圧倒されます。

足立美術館
横山大観のコレクションと壮大にして繊細な自然の美を四季それぞれに見せる日本庭園で絶大な人気を誇る足立美術館は来る度にますます充実してきています。ただいま魯山人の作品をまとめて展示するギャラリーが庭の一角に建設中でした。大人の入館料は2300円と高いのですが、2年間有効のパスポートは6000円と大変お得。今日も迷ったのですが1回限りのチケットを買いました。展示を見た後でパスポートにしておけばと後悔しました。2年のうちにあと2回来れば元は取れることになりますので。

冬、雪に覆われた庭園を一度は見たいものですが、私の車のタイヤはすり減り気味のノーマルタイヤで雪が降ると山越えして山陽路にある我が家に帰られません。
雪の予報が出ているなか、3時過ぎには帰路につきました。蒜山高原辺りでは以前降った雪が道路脇に残っていたうえ、「トンネルの出口ユキ」という警告が連続し、怖かったです。夕方5時にマドモアゼルの喫茶店に着いたのですが、雨になりました。山越え道は雪になっていたかもしれません。



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