2018年8月24日金曜日

桑の葉でお茶を作る

桑の葉には血糖値を下げる効果がある物質が含まれているそうで桑の葉茶が通販でよく売られています。昨日、台風が来る前に庭の桑の木の剪定をし大量の葉っぱの始末に困り思いついたのが桑の葉茶の製造でした。
お茶の場合もそうですが、生の葉をそのまま乾燥させるのではなく、新鮮な葉っぱをただちに蒸気で蒸す工程が大切とのことです。酸化酵素を不活性化させるのが目的とか。蒸し器を台所の天袋から探し出すのもめんどうだったので、レジ袋に桑の葉をぎっしり詰めて電子レンジで1分ほど加熱しました。そしてそれをお日様に当てて干すのですが、昨日は干している途中で雨模様になったのでいったん取り込み冷凍にし、本日再度台風一過の晴天を利用して屋根の上で乾燥させているところです。
きのうは生乾きの桑の葉の一部をドライヤーで乾かし、次いでフライパンで空煎りしてみました。さっそくお茶にして飲んでみたらすっきり、さわやか味の桑の葉茶になっていました。嗅覚障害が治ってなく、香りはよく分からないのですが、これで血糖値が下がり、中性脂肪も下がるのなら安いものです。

子どものころお隣のおばあさんが初夏のころ山に行って「ニンドウ」を竹かごいっぱ採取して帰っていました。ニンドウとはスイカズラのことで漢方でも生薬として使うそうです。おばあさんはそれを一気に蒸してそのあと天日で乾燥させ年中お茶として飲んでいました。おいしいお茶だったので私も長年作ってみたかったのですが、「蒸す」という工程を忘れていてうまくいきませんでした。ニンドウはジャスミンそっくりの花がさく蔓草です。「蒸して干す」これさえ覚えておけばおよそどんな植物でもお茶になりますね。

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